天体観測と北海道の自然が好きな全ての人へ

星空の楽しみ方は色々ある

天体観測といえば天体望遠鏡が必要だと思いがちですが、必ずしもそうではありません。確かに天体望遠鏡は星を見る楽しみを広げてくれます。だからといって初心者の段階でいきなり天体望遠鏡を買うことはオススメしません。特に親が子供のために天体望遠鏡を買ってあげる場合は要注意です。

 

天体望遠鏡について

おもちゃ屋さんにあるような何千円のものから数万円、ものによっては数十万円の機材があります。「安かろう悪かろう」というのはある意味当たっていますが、絶対ではありません。いくら高級な機材を買っても使いこなすことが出来ないのでは意味がありません。そういった高級機材に限って初心者には不必要な機能が付いていたり、操作が面倒だったりします。

 

始めはお金をかけずに始めて下さい。天文ファンに助言を求めてもそういう人は初心者とは視点が違うので適切なアドバイスが貰えない場合もあります。要はマニアックなのです。せっかく興味を持った星空も億劫だったり、面倒臭くて離れてしまうなんて寂しいです。だから最初は望遠鏡のことは考えないことです。本格的に天体観測をするようになれば、黙っていても望遠鏡が欲しくて欲しくてたまらなくなります。それからでも遅くはありません。

 

星空の知識を増やす

興味を失わずに星を見続けるためには、その背景となる知識を知っておくのも大切です。大概の場合、星空に興味を持つ人は好奇心の塊です。

 

「あの星に行ったらどんな景色が見えるのだろう?」
「エイリアンみたいな宇宙人は本当にいるのだろうか?」
「天の川って何なのだろう?」
「星を望遠鏡で見てもどうして大きく見えないの?」
「光の速さで何年もかかる距離ってどういうこと?」

 

疑問を持ち、その理由を自分で調べて色々なことがわかってくる程に興味も大きくなります。そして星空の魅力に取り憑かれていき、実際の星空を見て色々な思いをはせるようになります。

 

肉眼だって立派な望遠鏡

周りに街灯などが無く、月の無い透明度の良い空があれば、普通の視力の人は6等星〜6.5等星まで見えるといわれています。数にしておおよそ9,000個もあります。

 

まずは星座早見盤を使って星座を覚えましょう。

 

全天には88の星座があります。各星座にはメインの主星というものがあり、大概は1等星、2等星などの明るい星です。そして主星には「シリウス」「ベガ」など固有の名前が付いています。こういった星を手がかりに星座を探しましょう。
星座には昔から語り継がれている楽しい神話や伝説があり、こういった話も合わせて覚えておくと楽しみが大きくなります。

 

星座に含まれない星もあります。水星、金星、火星、木星、土星など惑星と呼ばれる天体です。これらは毎日星座の間を移動します。水星を除く惑星は非常に明るく見つけやすい星々です。この4つの惑星を覚えておくと友達に自慢できます。夜空を見上げて「あれは宵の明星、金星だよ」などと教えてあげると一目置かれること請け合いです。

 

最後に

とにかく星を探してみて下さい。この際、星を探して何のためになる?という疑問は無視しましょう。目標を持って、ただひたすらその達成を目指すのです。

 

例えば「全天に21個ある一等星を全部覚える」「金星、火星、木星、土星の4つの惑星を見つけることができるようになる」などです。

 

何かに集中して夢中になるということは、日常の些細な悩みから開放されることにも繋がります。自分自身を見つめ直し人間的にも成長していくのです。