天体観測と北海道の自然が好きな全ての人へ

肉眼で見える星々

肉眼で見える星の数は約4,500個。これは太陽と同じように自らが光り輝く恒星と呼ばれる星の数です。それ以外にも太陽の光を受けて輝く惑星、彗星、流星などが肉眼で見ることができる星々です。

 

恒星

核融合反応をして自らのエネルギーで輝く星。太陽も恒星です。夜空に見える星の殆どはこの恒星です。恒星は地球に比べると大きな星です。ちなみに太陽の直径は地球の109倍。並べるとこれだけ違います。

 

太陽と地球 大きさの比較

 

この太陽ですら恒星の中ではそれ程大きな星ではありません。中には太陽の1,000倍以上の恒星もあるのです。これだけ大きな星ですが、望遠鏡や双眼鏡で見ても点状にしか見えません。それだけ地球からの距離が遠いということです。

 

私たちの太陽系がある銀河系にはこのような恒星が2,000億個あるといわれています。さらに宇宙全体にはこの銀河系のような天体が2,000兆個以上あります。つまり恒星の数は2,000億×2,000兆というとんでもない数になるのです。本当に宇宙というのは我々の想像を絶するものですね。

 

惑星

恒星の周りをまわる星です。自らは輝かず恒星の光を反射して輝きます。地球も惑星です。水星、金星、火星、木星、天王星、海王星、冥王星も太陽の周りをまわる惑星です。現在は太陽系以外の惑星も発見されていますが肉眼で見ることはできません。

 

太陽系の惑星で水星、金星、火星、木星は、肉眼で見ることができます。天王星も約6等星なので理論上は見えるはずですが、街中では難しいです。海王星、冥王星は肉眼では見えません。

 

惑星は恒星の間を移動するので、いつも同じ場所には見えません。ただ、恒星に比べると明るいものが多く、見え方の特徴を覚えてしまえば見つけやすい星です。

 

衛星

惑星の周りをまわる星です。月がその代表です。惑星と同じように自らは輝きません。木星にはガリレオ衛星という4つの衛星があります。6等星ですので肉眼でも見えるはずですが、木星自体がとても明るいので見ることはできません。木星にはその他にも衛星があります。また、火星、土星、天王星、海王星、冥王星にも衛星があります。

 

彗星

ほうき星と呼ばれます。惑星と同じように太陽の周りをまわっています。ハレー彗星は有名ですね。その殆どには発見者の名前がつけられています。その夜空に尾を引く雄大な姿はとても美しくロマンを感じます。

 

彗星のしくみ

 

天文学者や天文愛好家の中にはコメットハンターと呼ばれる人達が沢山います。日本人が発見した彗星もあります。池谷・関彗星(1965年)、百武彗星(1996年)などは肉眼で見えるぐらいに明るくなりました。「彗星のごとく現れる」という言葉があるように現在でも新彗星が発見され続けています。一度その魅力に取りつかれると離れられなります。

 

流星

流れ星のことです。彗星と間違われることがありますが、全く別物です。宇宙空間にあるチリ等の物質が地球の大気圏に飛び込んで発光するものです。地表に到達するまでに燃え尽きてしまうものが殆どです。一晩夜空を見上げていれば数個は目にすることができます。

 

 

 

私たちが肉眼で星空を眺めている時に目にするのは、恒星と惑星がメインと考えていればOKです。